水性塗料の乾燥時間はどれくらい?完全乾燥までの4段階と注意点
- 投稿日:2024年 9月 6日
- テーマ:その他

水性塗料を使ったDIYに挑戦しようと考えているあなた、環境問題にも関心があるあなた、こんにちは。
水性塗料は、環境への負荷が少なく、扱いやすいことから近年人気が高まっています。
しかし、水性塗料には、油性塗料と比べて乾燥時間が長いという特徴があります。
そのため、DIY初心者の方にとっては、乾燥時間に関する知識不足が、思わぬ失敗につながってしまう可能性も孕んでいます。
この記事では、水性塗料の乾燥時間について、具体的な数字と注意点、そして、塗装を成功させるための適切な環境作りについて解説することで、安心してDIY塗装に取り組めるようにします。
□水性塗料乾燥時間|重ね塗りから完全乾燥まで
水性塗料の乾燥時間は、塗料の種類や気温、湿度などの環境条件によって大きく異なりますが、一般的に「重ね塗りできるようになるまでの時間」と「内部まで完全に乾くまでの時間」の2つに分けられます。
重ね塗りできるようになるまでの時間は、塗料の種類や気温にもよりますが、通常は3~4時間程度です。
この状態を「半硬化乾燥」と呼びます。
一方、内部まで完全に乾くまでの時間は、塗料の種類や厚さ、気温、湿度などの環境条件によって大きく異なり、数日から数週間かかる場合もあります。
この状態を「完全乾燥」と呼びます。
水性塗料の乾燥過程は、大きく4つの段階に分けられます。
1: 指触乾燥
塗料が乾き始め、指で軽く触れても塗料が付かない状態です。
この段階では、まだ重ね塗りをすることはできません。
2: 半硬化乾燥
塗料がさらに乾き、塗装面を軽くこすっても跡が残らなくなる状態です。
この段階から重ね塗りをすることができます。
3: 硬化乾燥
塗料が完全に硬化し、塗装面を強く指で押しても指紋が付かない状態です。
この段階では、塗膜がかなり強くなり、外部からの衝撃にも耐えられるようになります。
4: 完全乾燥
塗料が内部まで完全に乾燥し、完全に硬化する状態です。
この段階では、塗膜が最も強くなり、耐久性も高まります。
□水性塗料乾燥時間|気温や湿度などの影響
水性塗料の乾燥時間は、気温や湿度などの環境条件によって大きく影響を受けます。
1: 気温の影響
気温が高いほど、水性塗料の乾燥時間は短くなります。
逆に、気温が低いほど乾燥時間は長くなります。
一般的に、気温が23℃の場合、水性塗料は3~4時間で半硬化乾燥します。
しかし、気温が10℃以下になると、乾燥時間は大幅に長くなり、10時間以上かかる場合もあります。
2: 湿度の影響
湿度が高いほど、水性塗料の乾燥時間は長くなります。
逆に、湿度が低いほど乾燥時間は短くなります。
湿度が高いと、空気中に水分が多く含まれているため、水性塗料の水分が蒸発しにくくなり、乾燥時間が長くなってしまいます。
3: その他の影響
風通しの良い場所では、水性塗料の乾燥時間が短くなります。
これは、風によって塗料の表面から水分が蒸発しやすくなるためです。
また、日当たりの良い場所では、水性塗料の乾燥時間が短くなります。
これは、太陽光によって塗料が温められ、水分が蒸発しやすくなるためです。
□水性塗料乾燥時間|失敗を防ぐための適切な塗装環境
水性塗料の乾燥時間を理解した上で、適切な気温と湿度、そして雨天時の塗装を避けるなどの注意点を踏まえることで、失敗を防ぎ、理想的な仕上がりを実現することができます。
1: 適切な気温
水性塗料の塗装に適した気温は、5℃~35℃です。
気温が5℃以下になると、水性塗料の乾燥時間が長くなり、塗膜が硬化しにくくなるため、ひび割れや剥がれの原因となる可能性があります。
気温が35℃を超えると、水性塗料の水分が急激に蒸発し、塗膜が均一に硬化しにくくなるため、ムラやシワが発生する可能性があります。
2: 適切な湿度
水性塗料の塗装に適した湿度は、60%以下です。
湿度が高いと、水性塗料の水分が蒸発しにくくなり、乾燥時間が長くなってしまいます。
また、塗膜が硬化しにくくなるため、ひび割れや剥がれの原因となる可能性があります。
3: 雨天時の塗装
水性塗料は水と混ざりやすい性質を持つため、雨天時の塗装は避けるべきです。
雨水は水性塗料に混ざり、塗膜の強度を低下させ、剥がれの原因となる可能性があります。
また、雨水が塗料に混ざると、塗膜の色が薄くなることもあります。
4: その他の注意点
水性塗料は、風通しの良い場所で乾燥させるのが理想的です。
風通しが悪い場所では、水性塗料の水分が蒸発しにくくなり、乾燥時間が長くなってしまいます。
また、塗膜が硬化しにくくなるため、ひび割れや剥がれの原因となる可能性があります。
また、水性塗料は直射日光を避けて乾燥させるのがおすすめです。
直射日光が当たると、水性塗料が急激に乾燥し、塗膜が均一に硬化しにくくなるため、ムラやシワが発生する可能性があります。
□まとめ
水性塗料の乾燥時間は、塗料の種類や気温、湿度などの環境条件によって大きく異なります。
重ね塗りできるようになるまでの「半硬化乾燥」と、内部まで完全に乾く「完全乾燥」まで、4つの段階があり、それぞれに必要な時間が異なります。
水性塗料の乾燥時間には、気温や湿度などの環境条件が大きく影響します。
気温が低すぎたり、湿度が高すぎたりすると、乾燥時間が長くなります。
また、風通しの良い場所や日当たりの良い場所では、乾燥時間が短くなります。
水性塗料の乾燥時間を理解した上で、適切な気温と湿度、そして雨天時の塗装を避けるなどの注意点を踏まえることで、失敗を防ぎ、理想的な仕上がりを実現することができます。
DIYに挑戦する際には、水性塗料の乾燥時間に関する情報を事前にしっかりと確認し、適切な環境で塗装を行うようにしましょう。
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