火災保険で補償される損害とは?対象外も解説

  • 投稿日:2025年 7月25日
  • テーマ:その他


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火災は、誰もが避けたい、しかし、いつ起こるか分からない恐ろしい出来事です。
大切な家や財産を守るために、火災保険への加入は必須と言えるでしょう。
しかし、いざ加入しようと思っても、複雑な補償内容に戸惑う方も少なくないはずです。
どんな時に保険金が支払われるのか、何が補償対象で何が対象外なのか...不安は尽きません。
この記事では、火災保険の補償内容について、分かりやすく解説します。

火災保険の対象となる損害

建物への損害とは

火災保険における「建物」とは、マンションや一戸建てを問わず、住居として使用する建物を指します。
具体的には、建物本体だけでなく、門、塀、垣、物置、車庫などの付属建物や、畳、建具、電気設備、ガス設備、冷暖房設備なども含まれます。
ただし、建物の評価額は「再取得価額」と「保険価額(時価)」の2種類があり、契約内容によって支払われる保険金額が大きく変わる可能性があります。
「再取得価額」とは、同じ建物を再築・再取得するのに必要な金額です。
「保険価額(時価)」は、損害発生時の建物の価値です。
「保険価額(時価)」で契約している場合、保険金は再取得価額から建物の経年劣化や消耗分を差し引いた金額となります。
契約内容を確認し、万が一の際に十分な保険金を受け取れるよう、注意が必要です。

*家財への損害とは

「家財」とは、建物の中に収容されている動産のことです。
家具、家電製品、衣類、寝具、日用品などが該当します。
近年では、宅配ボックスや置き配された荷物も補償対象とするプランも増えています。
しかし、屋外に置かれた動産、パソコンデータなどの無形資産、ペットや植物、現金、小切手、有価証券、クレジットカード、電子マネーなどは、通常は補償対象外です。
ただし、生活用の現金や預金証書は、盗難の場合、一定額まで補償される場合があります。
契約内容をよく確認し、大切な家財をしっかり守れるよう、補償範囲を把握しておきましょう。

借家人賠償責任補償とは

賃貸住宅に住む場合、火災保険の「借家人賠償責任補償特約」が重要になります。
これは、火災や爆発、破裂などによって、故意ではない事故で大家さんや隣人に損害を与えてしまった場合に、その賠償責任をカバーする特約です。
例えば、うっかり物を落として床を傷つけたり、壁に穴を開けてしまった場合でも、この特約があれば、修理費用などの負担を軽減できます。
賃貸住宅に住む方は、必ずこの特約を確認し、加入を検討しましょう。
大家さんから火災保険の加入を義務付けられている場合も多いですが、その理由の一つは、入居者が原状回復義務を負っているからです。

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火災保険が適用される主な災害・事故

火災による損害

火災による損害は、火災保険の最も基本的な補償対象です。
ただし、火元の故意や重過失による火災は除かれます。
例えば、契約者が不在中にガスストーブが過熱して出火した場合や、電気配線のショートによる出火などは補償対象となります。
近隣の火災で自宅が被害を受けた場合も、火元に重大な過失がない限り、補償を受けることができます。
ただし、失火責任に関する法律により、火元の過失の有無が問われるため、自身で火災保険に加入しておくことが重要です。

風災による損害

台風などの強風によって、壁や屋根が剥がれたり、物が飛んできて建物が損傷した場合などは、風災による損害として補償されます。
また、大雪による積雪の重みで建物の一部が破損した場合も同様です。
近年、台風や豪雪による被害が増加傾向にあるため、風災・雪災の補償内容をしっかり確認しておくことが大切です。

水災による損害

台風や豪雨による洪水、高潮などによる水災も補償対象となります。
ただし、床上浸水や地盤面から45cm以上の浸水など、一定の条件を満たす必要があります。
マンホールからの排水が追いつかず浸水したケースなども、条件によっては補償対象となる可能性があります。
住んでいる地域の水害リスクを、国土交通省のハザードマップなどで確認し、適切な補償内容を選択しましょう。

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火災保険で補償されない損害

地震による損害

地震、噴火、またはそれらによる津波は、火災保険の補償対象外です。
これらの災害による損害を補償するには、地震保険への加入が必須となります。
地震保険は、火災保険に付帯して加入するもので、単独での加入はできません。
地震大国である日本において、地震保険の加入は非常に重要です。

故意による損害

故意に損害を与えた場合、火災保険は適用されません。
例えば、故意に放火した場合や、故意に物を壊した場合などは、補償対象外となります。

老朽化による損害

建物の老朽化や経年劣化による損害は、火災保険の補償対象外です。
適切なメンテナンスを行い、建物の状態を良好に保つことが重要です。

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まとめ

火災保険は、建物と家財を主な対象として、火災、風災、水災といったさまざまな災害や事故から私たちを守ってくれます。
しかし、地震や噴火、故意による損害、老朽化による損害などは補償対象外であることを理解しておく必要があります。
また、借家人賠償責任補償特約も賃貸住宅に住む方には重要です。
契約内容をしっかり確認し、自身の状況に合った補償内容を選択することで、万が一の事態に備えることができます。
補償内容に不安がある場合は、保険会社や代理店に相談することをお勧めします。
大切な財産を守るためにも、火災保険について正しく理解し、適切な対策を取りましょう。

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