台風で外壁にひび割れ!放置すると危険?原因と補修方法や保険適用も解説
- 投稿日:2024年 10月25日
- テーマ:その他
台風が過ぎ去った後、家の外壁にひび割れを発見して不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
せっかくのマイホームなのに、外壁にひび割れがあると見た目が悪くなるだけでなく、放置すると雨漏りや腐食、さらには建物の強度低下にもつながる可能性があります。
今回は、台風で外壁にひび割れが発生した場合の原因や放置することによる危険性、適切な補修方法、費用、そして保険の適用について解説していきます。
住まいの安全を守るためにも、外壁のひび割れは放置せずに、早めに対処することが大切です。
□台風で外壁にひび割れ!原因と放置するとどうなる?
台風は、強風や豪雨など、住宅に大きな被害をもたらす自然現象です。
特に外壁は、台風の直撃を受けやすく、ひび割れが発生しやすい箇所です。
1:強風による物理的な衝撃
台風による強風は、外壁に直接的な衝撃を与えます。
特に、外壁の継ぎ目やコーキング部分、窓枠の周辺などは、強風の影響を受けやすく、ひび割れが発生しやすい箇所です。
2:雨水の浸入
台風の豪雨は、外壁に大量の雨水を叩きつけます。
外壁のひび割れがあると、雨水が内部に浸入しやすくなり、建物の構造材を腐食させる原因となります。
また、雨水が浸入することで、カビやシロアリが発生するリスクも高まります。
3:外壁材の劣化
外壁材は、紫外線や風雨にさらされることで、経年劣化を起こします。
経年劣化が進むと、外壁材の強度が低下し、台風などの外力に弱くなってしまいます。
そのため、台風によってひび割れが発生しやすくなります。
外壁のひび割れは、放置すると下記のような危険性があります。
1:雨漏り
ひび割れから雨水が浸入すると、雨漏りを引き起こす可能性があります。
雨漏りは、天井や壁の腐食、カビの発生、電気系統のショートなど、さまざまなトラブルにつながります。
2:腐食
雨水や湿気が外壁内部に浸入すると、木材や鉄骨などの構造材が腐食します。
腐食が進むと、建物の強度が低下し、倒壊のリスクが高まります。
3:建物の強度低下
外壁のひび割れは、建物の強度低下につながる可能性があります。
特に、ひび割れが大きく、構造材にまで達している場合は、建物の強度が著しく低下し、地震や強風などの外力によって倒壊するリスクが高まります。
□外壁のひび割れ補修方法と費用について
外壁のひび割れの補修方法は、ひび割れの状況や規模によって異なります。
1:小さなひび割れ
幅が小さく、浅いひび割れは、シーリング材で補修することができます。
シーリング材は、ひび割れを埋めるだけでなく、防水効果も期待できます。
2:大きなひび割れ
幅が広く、深いひび割れは、シーリング材だけでは補修できません。
このような場合は、専門会社に依頼し、適切な補修方法で対応する必要があります。
3:ひび割れの補修費用
ひび割れの補修費用は、補修方法や範囲によって異なります。
小さなひび割れは、自分でシーリング材を使って補修することも可能です。
しかし、大きなひび割れや、構造材にまで達しているひび割れは、専門会社に依頼する必要があります。
専門会社に依頼する場合の費用は、以下の要素によって大きく変動します。
・ひび割れの大きさや範囲
・補修方法
・使用する材料
・作業時間
早めの対応であれば、費用を抑えられる可能性も。
□外壁のひび割れは保険で補償される?
台風や地震などの自然災害による外壁のひび割れは、火災保険や地震保険で補償される可能性があります。
しかし、補償される範囲や条件は保険会社によって異なるため、事前に確認が必要です。
1:火災保険
火災保険の風災補償は、台風や突風などによる被害を補償します。
外壁のひび割れが風災の補償対象となるには、一般的に最大瞬間風速が秒速20m以上の風による被害であることや、工事費用が20万円以上であることなどの条件があります。
2:地震保険
地震保険は、地震による被害を補償します。
外壁のひび割れが地震保険の補償対象となるには、地震による被害であることや、地震発生から10日以内に申請手続きを行う必要があるなど、保険会社によってさまざまな条件が設定されています。
3:施工不良によるひび割れ
施工不良による外壁のひび割れは、保証の対象外となる場合が多いです。
施工から1年未満でひび割れが発生した場合、施工不良の可能性が高いですが、保証内容は会社によって異なるため、事前に確認が必要です。
4:保険金請求の手続き
保険金請求を行う際は、被害状況を写真や動画で記録しておくことが重要です。
また、保険会社に連絡し、必要な書類を揃えて提出する必要があります。
□まとめ
台風による外壁のひび割れは、放置すると雨漏りや腐食、建物の強度低下など、深刻な問題を引き起こす可能性があります。
早期に適切な補修を行うことで、これらのリスクを回避することができます。
外壁のひび割れの補修費用は、ひび割れの状況や規模、補修方法によって大きく異なります。
小さなひび割れは自分で補修することもできますが、大きなひび割れや構造材にまで達しているひび割れは、専門会社に依頼する必要があります。
また、台風や地震などの自然災害による外壁のひび割れは、火災保険や地震保険で補償される可能性があります。
ただし、補償される範囲や条件は保険会社によって異なるため、事前に確認が必要です。
外壁のひび割れは、住まいの安全を守る上で重要な問題です。
この記事を参考にして、早めに対処することで、安心安全な住まいを維持しましょう。
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